OA機器を扱う多くの人が一度は経験する悩み・・・
パソコン画面を見ると頭痛と吐き気が(泣き)・・・コレってどうしたら治るの?
じつは、この症状にはある原因が関わっています。
日常的に長時間パソコン画面を見ていると首や肩のコリに加えて目も疲労してきます。
いわゆる「疲れ目」ですね(^_^;)
「疲れ目」になると目がギンギンする、シバシバする、霞む、乾くといった症状がおこります。
この時点でケアするなどの対処をせずに目を酷使しつづけると「眼精疲労」に陥りますが、そこに至るまでは疲れ目以外にもさまざまな要因が絡んできます。
そこで、今回はパソコン画面を見ると起こる頭痛と吐き気の原因について、その予防と対処法を合わせてご案内致します。
あなたの快適なパソコンライフにお役立て下さいませ(*^^*)
Contents
★パソコン画面を見ると頭痛と吐き気が(泣き)その原因は?
長時間パソコン画面を見ていると首や肩のコリに加えて頭痛がしたり酷い時には吐き気を伴うことがあります。
ここまで来ると本当にツライです。
なぜ、こんな症状が出てしまうのでしょうか?
その原因を探っていきますね。
★パソコン画面を見ると頭痛と吐き気を招く原因はコレだ!
①疲れ目
長時間パソコン画面を見続けると必然的に瞬きの回数が減るため気付かぬうちに目が乾いてドライアイとなっていることがあります。
主な症状は・・・
目が乾く、シバシバする、ギンギンする、目の奥が重く感じたりします。
肩こりも起こっています。
「疲れ目」はパソコン画面を見ると頭痛と吐き気を招く原因となる「眼精疲労」の最初の症状として現れます。
②眼精疲労
疲れ目を放置してさらにパソコン画面を見続けると眼精疲労に陥ります。
主な症状としては疲れ目の症状に頭痛、吐き気などが加わります。
この頃になると肩だけでなく首のコリも酷くなっています。
③VDT症候群(ビジュアル・ディスプレイ・ターミナル症候群)
パソコン・携帯・電子ゲームのモニターを長時間見ることによって引き起こされる現代病の一つです。
主な原因は画面の見過ぎによる視神経の疲労と瞬きが減ることによるドライアイで症状が重くなり、肩こり・頭痛・吐き気といった眼精疲労を同時に起しています。
いずれの原因も疲れ目から眼精疲労、もしくはVDT症候群を招きます。
そして、すべての原因で頭痛と吐き気を招くのは眼精疲労なのです。
ですから、いかに眼精疲労を招かないかが重要となりますね。
★パソコン画面を見ると頭痛と吐き気が(泣き)予防法
「疲れ目」だけならば十分な睡眠を取ることで回復できますが、頭痛や吐き気などの症状が伴う「眼精疲労」に陥ってしまうと、もはや睡眠だけでは回復できません。
一番は眼精疲労を招く前に適度に休憩をして予防する事が望ましいのです。
なので、パソコン画面を見ることで起る頭痛と吐き気を招かないためには疲れ目にならないことが一番です。
疲れ目を防ぐために心がけること
- 疲れが溜まる前に適度に休憩を取る。
- パソコン作業は最低1時間に1回は休憩を設けて目を休ませる。
- 適度に首や肩のストレッチでコリをほぐす。
- モニターはブルーライト対策を施す・ブルーライト用メガネを使用する。
- モニターの 明るさを適度に調整する・合わせて室内照明も調節する。
- 睡眠不足とならないように最低6時間以上は睡眠をとる。
- ドライアイにならないように目薬を使うのも効果的。
もし、疲れ目になったと感じたらその日は早めに休むなどして十分に睡眠をとりましょう。
★パソコン画面を見ることで頭痛や吐き気になってしまったら?治し方
予防が一番なのは分っていても仕事の場合、職場の状況などにより難しい場合がありますよね。
もし、疲れ目が進んで眼精疲労になってしまったら症状を緩和するために直にケアを行いましょう。ケアする事で症状が改善され緩和されます。
ではケアの方法を具体的に解説致しますね。
冷湿布
冷湿布は目がギンギンする場合に行うと効果的です。
【やり方】
冷たく冷やしたタオルや保冷効果のあるアイマスクを使います。
【効 果】
眼球周りの血行が促進されることにより眼球周りの筋肉への栄養補給がスムーズになります。
なので、冷湿布の後に目薬をさすとより効果的です。
温湿布
温湿布は目を酷使した場合に行うと効果的です。
【やり方】
蒸しタオルを使います。
約40℃に温めたタオルで10分間目を温めます。
蒸しタオルは電子レンジで簡単に作れます。
濡らしたタオルを普通に絞って丸めます。
電子レンジ(500W)なら1分程チンします。
【効 果】
目を酷使すると悪化する目元のクマの改善やピント調整能力の回復、ドライアイの改善にも効果的です。
疲れ目・眼精疲労にどちらにも効果的です。
ハーブを使った温湿布
ハーブには目の疲れを解消する効果があります。
中でもラベンダーとカモミールはおすすめです。
【やり方】
タライにお湯を入れてアロマオイルを数滴たらします。
お湯の温度はタオルが40℃位になるように熱めにします。
タオルを浸して絞ります。火傷に注意して下さいね。
同じく10分間、目を温めます。
【効 果】
疲れ目・眼精疲労に効果的です。
ハーブの香りが体の緊張をほぐしてくれますので肩や首のコリにも効果があります。
※ただし、アロマオイルを使う場合は肌の弱い方は顔以外の場所で試し、様子を見られて行う事をおすすめ致します。
また、蒸しタオルは目に限らず、後ろ首に10分程あてると首と肩のコリが楽になります。
同時に肩を回して肩のコリをほぐすのも効果的です。
■目のストレッチ
疲れ目や眼精疲労には目の周りの筋肉をほぐすストレッチが効果的です。
【やり方】
A)左右リズミカルに早く10回ウインクを繰り返します。
次に左右ゆっくりと10回ウインクを繰り返します。
最後にギュッと両目を閉じてパット開きます。
B)上下/左右/左斜め上下/右斜め上下と目をゆっくりと大きく動かす。
C)目を左回り/右回りにゆっくりと回す。
※B)C)は人によっては気分が悪くなるかもしれませんのでご注意下さい。
■目の疲れに効くツボマッサージ
ツボの位置は図をご覧くださいね。
これらのツボを心地よいと感じる程度の強さで指圧します。
指圧の順番
①「太陽」→「さん竹」→「晴明」→「承泣」
②「さん竹」→「魚腰」→「糸竹空」
③「晴明」→「承泣」→「太陽」
★パソコン画面を見ると頭痛と吐き気が(泣き)どうしたら治る?まとめ
日常的に長時間パソコン画面を見ていると首や肩のコリに加えて「疲れ目」となります。
「疲れ目」の時点でケアするなどの対処をせずに目を酷使しつづけると「眼精疲労」に陥ります。
「眼精疲労」になってしまうとパソコン画面を見ると頭痛や吐き気などの症状に悩まされるようになってしまいます。
なので、パソコン画面を見ると起こる頭痛と吐き気を防ぐにはその原因となる「眼精疲労」をいかに防ぐかにかかっています。
ですが、もし「眼精疲労」になってしまった場合はスグにケアをすることで辛い頭痛や吐き気などの症状を緩和し、治すことができるのです。
早めの予防とケアを心がけましょう。
ケアの方法には下記があります。
冷湿布
冷湿布は目がギンギンする場合に行うと効果的です。
温湿布
温湿布は目を酷使した場合に行うと効果的です。
温湿布にはアロマオイル(ラベンダーとカモミール)を使用する方法もあります。
目のストレッチ
疲れ目や眼精疲労には目の周りの筋肉をほぐすストレッチが効果的です。
目の疲れに効くツボマッサージ
目の周りにあるツボを指圧することで疲れ目や眼精疲労を解消できます。
ぜひ、快適なパソコンライフにお役立て下さいね。