汗の臭いは食べ物から!体臭を軽減するための食事法

季節を問わず、自分の汗の臭いって気になりませんか?

汗が臭う原因は色々とありますが・・・

なんと!「食べ物」も汗が臭う原因の一つとなっているのです。

知らずに自分の汗の臭いを強くしているとしたら?

もちろん、嫌ですよね(汗)

そこで今回は、汗の臭いと食べ物の関係について調べました。

ぜひ、汗の臭い対策の1つとしてお役立てくださいね(^_-)-☆

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汗の臭いは食べ物が関係していた!

じつは、日ごろ口にしている食べ物の中には

  • 汗のニオイを強くしてしまう
  • 汗を臭いやすくしてしまう

といった物があるのです。

たとえば、こんな経験がありませんか?

ニンニク料理を食べた後、汗の臭いがどことなくニンニク臭い!?

焼肉を食べた翌日は汗の臭いがいつもよりも強い。

といった事が!!

私も自分で気づいて焦ったことがあります。

ということで、最初に食べ物で汗が臭う理由について説明しますね。

食べ物で汗が臭うわけ

食べ物の中には、消化される際に臭いの元となる物質を生成するものがあります。

大部分は尿として体外へ排出されますが、そうでないケースがあるのです。

たとえば・・・

  • 尿で排出され切れなかった場合に汗からも排出される
  • 汗と混じる事で臭いを発生させる場合がある

このようなケースでは汗の臭いがキツクなってしまう分けです。

では、実際にどのような食品が汗の臭いをキツクしてしまうのでしょうか?

汗の臭い対策で気を付けたい食品を見てみましょう。

汗の臭いをキツクする食べ物と飲み物

ここでは、汗の臭いに影響を与える食べ物5種類、飲み物3種類を案内します。

臭いをキツクする食べ物

①動物性たんぱく質(肉類)

動物性タンパク質(肉類)は消化の際にアンモニアが生成されます。

生成されたアンモニアは尿として体外へ排出されます。

ですが、尿として排出し切れなかった分は汗として排出されます。

すると、汗にアンモニア臭が加わるため臭いがキツクなるのです。

②脂肪が多い食品(揚げ物・ポテトチップスなどのジャンクフード類・乳製品)

ジャンクフードなど、揚げ物に使われる油にはトランス脂肪酸がたくさん含まれています。

このトランス脂肪酸は酸化すると体臭の原因となる物質ノネナールになります。

ノネナールは汗と混じると独特のイヤな臭いを発します。

トランス脂肪酸を含む油が使われている食品の代表格がこちらです。

  • コンビニなどで売っている揚げ物類
  • ファーストフードなどの揚げ物類
  • ポテトチップスなどジャンクフードに使われている油
  • パンや菓子類に使われているマーガリンやショートニング

といったものがあります。

③アリシンが含まれる食品(ニンニク・ニラ・玉ねぎなど)

アリシンは体内で分解される際にアリルメチルスルフィドという物質を生成します。

ニオイ成分のなかでは悪臭レベルが強く、食べた後から増えて行きます。

また、尿中や血液中にもそのままの形で入り込むため汗をかくと臭うのです。

④有機イオウ化合物が含まれる食品(アブラナ科の野菜)

イオウ臭が汗の分泌成分に含まれて排出されるため体臭がキツクなる原因となります。

代表的なアブラナ科の野菜

  • ブロッコリ
  • カリフラワー
  • 大根
  • 高菜
  • カイワレ大根ほか

他にアスパラガスも要注意です。

消化の際にアスパラギン酸硫黄含有物質(チオエステル)へと分解されます。

チオエステルは尿に排出されると独特のニオイを発します。

そして尿として排出され切れなかった場合は汗からも出る場合があるのです。

ただ、アスパラガスから生成された臭い成分を嗅ぎ分ける事が出来る人は・・・

5人に一人の割合といわれています。

つまり、100人いたら臭いと感じる人が20人いるという事です。

⑤活性酵素を増やす食べもの

食品添加物が多く含まれる食品は活性酵素を増やします。

たとえば・・・

インスタント食品・レトルト食品・ジャンクフードといった加工食品

美味しく便利なのでツイツイ利用しちゃいます(^_^;)

ですが、食事内容の殆どがこれでは問題です。

このような食品添加物は、有害物質として体内で解毒分解されます。

この時に活性酵素が増えると汗が臭う原因となるのです。

便利で美味しいからと食べ過ぎないように注意しましょうね。

臭いをキツクする飲み物

①アルコール

アルコールは体内で分解されるとアセトアルデヒドなど臭いの強い物質を生成します。

また皮脂を酸化させ臭いの原因となる活性酵素の量も増やします。

そのため独特の臭いを発してしまうのです。

②コーヒー

コーヒーには汗腺を活性化させる作用があるため汗の臭いも強くなります。

1日に3杯以上飲む方は飲み過ぎに注意しましょう。

③栄養剤

栄養剤には臭いを強くしてしまう成分が入っている場合があります。

このため、デートや仕事で出勤前に飲む場合は注意が必要です。

栄養剤に使われているビタミンB1「アリチアミン」匂いがニンニクそっくりなのです。

そのため、栄養・滋養供給には優れているのですが臭いの元となります。

栄養剤を飲んだ後オシッコが臭くなる事がありませんか?

アノ匂いが汗からも出てしまうのです・・・

ですから、栄養剤を1日に1本以上飲む方は汗の臭いがキツクなっている可能性が・・・

汗を掻きやすい環境や季節では飲み過ぎに注意しましょうね(汗)

では、これらの食材を食べた場合、どれくらいで臭い始めるのでしょうか?

ココも気になるので調べてみました。

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その臭い!食べてからどのくらいで臭い始めるの?

食べ物と汗の臭いには密接な関係があるわけですが・・・

いつ、どんなものを食べると汗の臭いが強くなってしまうのか?

ここは是非とも押さえておきたい処ですよね(汗)

基本的には消化吸収されやすいものほど、臭い出すまでの時間が早くなります。

たとえば・・・

飲み物類は消化吸収が早く、臭い出すまで時間がかかりません。

また、液体状にしてあるスープ類も消化吸収が早いものの一つです。

※参考までに食べ物別の消化時間を記載しておきますね

となっています。

という事は、予測として・・・

  • 炭水化物やお肉類は夜に食べると翌日朝から
  • 野菜類は食後2時間ほどで
  • 果物類は食後40分くらいで

汗の臭いや体臭に影響を与えるという事になります。

ということで・・・

デートや仕事など人と会う予定がある場合はこれを踏まえて食事内容に気配りしましょう。

そうすれば、汗の臭いと体臭を軽減する事ができますよ。

次の章では汗の臭いと体臭を軽減するための食材と食事法についてご案内しますね。

汗の臭いを軽減するための食事法

汗の臭いと体臭を軽減するためには、以下2つがポイントとなります。

  1. 汗の臭いを抑える食べ物と飲み物を上手に取り入れる
  2. 臭いやすい食材を食べる場合は食べ方に注意する

特に、どんなに気を配っても臭いやすい食材を避けられない場合があります。

例)あらかじめ料理が決まっている宴会などでは自分でメニューを選べませんからね

ということで、臭いを抑えるための食べ方についても調べましたよ。

まずは、臭いを抑える食べ物と飲み物からご案内しますね。

汗の臭いを抑える食べ物と飲み物

食べ物の中には汗の臭いや体臭を抑える作用がある物があります。

日頃の食生活に上手く取り入れて汗の臭いと体臭軽減にお役立てくださいね。

汗の臭いを抑える食べ物

①抗酸化物質が豊富な食材

汗は皮膚表面に分泌されると細菌によって分解され脂肪酸となります。

この脂肪酸が酸化するとイヤな臭いを放つのです。

抗酸化物質が豊富な食べ物は、脂肪酸の酸化を抑えてくれます。

バランスよく食べる事で、汗の臭いと体臭の軽減に繋がるのです。

抗酸化物質が豊富な食材

  • アントシアニン(ブルーベリー・クランベリーなどのベリー類・アサイー・シソなど)
  • イソフラボン(大豆製品・納豆・豆腐・おからなど)
  • サポニン(大豆・小豆・オリーブ・ぶどうの皮など)
  • セサミン・セサミノール(ゴマ)
  • レスベラトロール(ブドウの果皮・コケモモ・ココア・干しブドウ他)
  • リグナン(アマニ・梅酢)
  • ルチン(そば)
  • カテキン(緑茶)
  • タンニン(紅茶・ウーロン茶など)
  • βカロチン(緑黄色野菜類)
  • リコピン(トマト・スイカ・柿など)
  • ルテイン(アブラナ科以外の緑黄色野菜)

②クエン酸を含むアルカリ食品

(梅干し・レモン・キウイ・グレープフルーツほか)

体が酸性に傾くと汗の臭いを強めてしまいます。

また、酸性に傾くと疲労物質の乳酸が溜まり、汗がアンモニア臭を放つ事に・・・

クエン酸を含むアルカリ食品は、酸性に傾いた体をアルカリ性へ戻してくれます。

体に溜まった乳酸を分解し、体外へ排出を促します。

なので、汗の臭いと体臭対策で毎日一つは食べたいですね。


③フラボノイドが豊富な食品

(緑茶・パセリ・マッシュルーム・蕎麦・銀杏など)

フラボノイドにはニオイ成分を吸着して消臭する効果があります。

また、抗菌作用にてニオイのもととなる雑菌の繁殖を抑制する働きもあります。
汗の臭いを抑える飲み物

①フラボノイドが含まれる飲み物

  • 緑茶
  • 玄米茶
  • 紅茶

②クエン酸が含まれる飲み物

  • リンゴジュース
  • オレンジジュース
  • レモンジュース
  • 紫蘇ジュース

③味噌汁

大豆製品に含まれるイソフラボンサポニンが汗の臭いと体臭を軽減します。

汗の臭いと体臭を抑える食べ物と飲み物って、意外に沢山ありましたね。

では、次に汗の臭いを強くしてしまう食材を避けられない場合についてアドバイスします。

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臭いをキツクする食材を避けられない場合

友人や家族と焼肉パーティーなどなど・・・

なるべく臭いをキツクする食材を避けたいと思っていても避けられない事があります。

  • 心の中では、後で汗の臭いがキツくなったらどうしよう。
  • でも、食べたい物は食べたいし、どうしたらいい?

じつは、私もこんな葛藤をする事があります(汗)

そこで、私も実践している臭いを軽減する食べ方をご案内しますね。

食べ方を少し工夫するだけで汗の臭いと体臭を軽減できますよ。

ぜひ、参考にしてくださいね。

たとえば、肉類中心の会食の場合

  • 必ず抗酸化物質が多く含まれる食材を一緒に食べる
  • 食材で賄えない場合は飲み物で穴埋する

先ほどの汗の臭いと体臭を抑える飲み物をチョイスしてくださいね。

夕食が肉類中心の会食ならば・・・


まぁ、このくらいの割合で食べるように心掛けます。

アルコールは飲み過ぎに注意しましょうね。

早く尿として大外へ排出を促すように水分を摂るようにします。

  • ミネラルウォーター
  • 緑茶か紅茶
  • クエン酸の豊富なジュース類(レモン・オレンジ・梅・シソなど)

また、お酒を飲むと最後のシメにラーメンを食べたくなりますよね(汗)

でもラーメンは臭いの元となる材料がタップリ使われている場合が殆どです。

ですから、臭いを氣にするなら味噌汁にしておきましょう。

大豆製品には汗の臭いと体臭を抑制する効果がありますからね(^_-)-☆

そして、翌朝の食事は

  • 和食で抗酸化食品を食べる
  • 朝の飲み物は緑茶などフラボノイドを含む飲み物を選ぶ

コーヒーなど汗の臭いをキツクするドリンクは避けましょう。

本日のまとめ

では本日の話題をまとめますね。

食べ物や飲み物は、汗の臭いと体臭に影響を与えます。

汗の臭いと体臭をキツクするものもあれば、臭いを抑えるものもあります。

汗の臭いと体臭を抑えたいなら抗酸化物質を多く含む食品や飲み物を摂る事が肝心です。

また、人と会う場合は、事前の食事で臭いをキツクする食材を避けるようにします。

どうしても臭いをキツクする食材を避けられない場合は食べ方に注意しましょう。

  • 必ず抗酸化物質を多く含む食べ物と飲み物を一緒に採る
  • 食べる割合は(野菜・海藻類5:炭水化物2:肉類3)を基本にする
  • アルコール類は飲み過ぎに注意する

といった具合です。

コレを日頃の食生活に活かせば、汗の臭いと体臭を抑制・軽減できますよ。

詳しくは各章でご案内しております。

あなたの参考になれば嬉しいです。

最後までお読み頂き、ありがとうございました(^_-)-☆

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