指の皮をむいてしまう癖を治したいと悩む方は意外に多いものです。
気づいたら爪周りの「さかむけ」や「あまかわ」のみならず、指の先端などの皮を無意識にむいてしまう・・・。
時には血が出る程むいてしまう・・・。
これほどまでに指の皮をむいてしまうと、ストレスがたまりますよね。
ただ、意外と簡単な対処で改善に向かうケースもあります。
まずは考えられる原因を整理して、取り組みやすい対処法から進めていきましょう!
Contents
指の皮をむく癖があるのは「心の病」かも
指の皮をむく癖は、心の病を扱う分野では以下の病に分類されます。
強迫性皮膚摘み取り症
自傷性皮膚症
この癖はどちらも自傷行為の一つとされています。
自傷行為とはあなたが意識・無意識に関係なく自身の身体を傷つけてしまう行為を指します。
これは心の痛みを身体の痛みにすり替えて、苦痛を解消しようとする行為なのです。
自傷行為として指の皮をむいてしまうケース
指の皮をむく行為が自傷行為だった場合は、下記の行為も重なってしまうケースがあります。
- リストカット(自分で手首を切りつける)
- 自分の髪の毛を抜く、繰り返し同じ場所を抜いてしまう。
- 爪を噛む、噛み続けて爪をボロボロにしてしまう。
これは何らかの強いストレスを短長期的に抱えた結果、あなたの心が発するSOSサインと言われています。
自傷行為によって、指の皮をむいてしまう癖がある場合の対策について、お伝えしていきますね。
指の皮をむく癖を克服する第一歩とは?
自傷行為として、指の皮をむく癖がある場合は、原因が心の中に存在します。
ですから、まずは落ち着いて自分と向き合う事が第一歩となります。
自分へ問いかけてみましょう!
- 指の皮をむく癖は、いつから始まったのだろう?
- 指の皮をむく行為はどんなキッカケで始めたのだろう?
- 指の皮をむくのはどんな気持ちの時?
- 指の皮をむいてしまった後はどんな気持ち?
- 指の皮をむくのを止めるのはどんな状態?その時の気持ちは?
そして、その時の気持ちを書きとめてください。
思春期~青年期に発症することが多いとされますが、大人になってからもストレスによって発症することがあります。
紙に書き出していくことで、自分自身を客観的に見直すことができますよ。
指の皮をむく癖は一人で解決しなくていい
心の病を抱えていた場合、「治したい!と」思っても、自分一人だけではなかなか解決できないことがあります。
そんな時は、自分一人では解決できそうに無いと思うなら専門のカウンセラーや専門医に相談するのも選択肢の一つです。
- 精神科
- 心療内科
- メンタルクリニック
精神科は、心の病が重度の場合に通う病院なので、症状がひどい場合は精神科になります。
心療内科やメンタルクリニックは、ちょっとしたストレスの解決でも通う人はいますよ。
1日も早く解決するために、専門家の助けを借りることも有効ですよ。
専門のカウンセラーやクリニックを探したい方はこちらでの検索が便利です。
→ 全国のメンタルクリニック検索サイト
インターネットで同じ悩みの人と交流する
いきなり専門家に相談することに抵抗がある場合は、インターネット上で悩みを共有することができます。
同じ悩みを持つ者同士が匿名投稿で悩みを共有しているサイトをご紹介しますね。
♥ネット上で匿名で悩みを解決したい方
→お悩み相談広場「ココトモ」
指の皮をむく癖で悩んでいるのが、自分だけではないと分かっただけでも安心することができます。
一人で悩みを抱え込まずに、無理のない程度で少しだけ、一歩踏み出してみましょうね。
次の章では私の体験談をお話しさせて頂ければと思います。
私が指の皮をむく癖を克服した方法
指の皮をむく癖がある方は、指の見た目が悲惨な状態になっていますよね。
でも、そのむいた痕跡がきれいに治ると、それがキッカケになり綺麗な状態を保ちたいと思うようになります。
私が指の皮をむく癖を克服できたきっかけは、ネイルサロンでした。
ネイルサロンでプロのお手入れを受ける
思い切ってプロの方にハンドケアとネイルケアで綺麗な手と指先にしてもらうのも一つの手段です。
プロに手入れをして頂くとボロボロの指先も嘘のように蘇ります。
指先が綺麗になるとそれだけでも気持ちが晴れやかにウキウキします。
実は私も「さかむけ」を見ると剥かずにはいられなかったのです・・・
仕事で爪が割れてしまい、どうにもしようがなくネイルサロンで生まれて初めてハンドケアとネイルケアを受けることになりました。
そうしたら、ボロボロの汚い指先と手がウソみたいに綺麗になったのです。
それをキッカケに綺麗な指先を保ちたいと思うようになり、今は「さかむけ」をむくといったことはしなくなりました。
心理学的な効果も考えて・・・
最初の内は剥きたい衝動にかられていましたが、そんな時は代わりにハンドクリームを刷り込んで手をケアし、その衝動を紛らわせていました。
つまり、「さかむけをむく」行為を「ハンドクリームを塗る」行為に置き換えたのです。
これは心理学的にも効果があるのだそうです。
煙草を止めたい人が煙草をくわえる代わりに、飴やガムに変えるのと同じですね。
このように、ちょっとしたキッカケで治る場合がありますので、焦らず、諦めずに、自分のペースで向き合い取り組むのが大切です。
本日のまとめ
本日のテーマ「指の皮をむく癖」について、まとめますね(^_-)-☆
指の皮をむく癖は、ちょっとしたキッカケで 治ることがあります。
なので、まずはネイルサロンや皮膚科に行ってみることをおすすめします。
手がキレイに・・・
特に指先、爪先がキレイになると・・・
本当にビックリするくらい晴れやかな気持ちで生活できるようになりますよ!
万が一それでも治らなければ、心のケアを考えて専門家の力を借りるのも1つの方法です。
それに、ネット上にも相談サイトがあるので、参考にしてみてくださいね。
あなたが1日も早く、キレイな指へと蘇らせるきっかけになれば嬉しいです。
コメント
突然すみません。わたしも同じように指や手の皮をむく癖があって、手がひどいことになっています。どうしてもやめることができず、何年間も皮をむいてしまってきたのですが、最近綺麗な手になりたいと思うようになり、治す方法を探しているうちにこの記事を見つけました。
今まで治そうと思ってハンドクリームを塗ったり、皮膚科にいって薬をもらったりしたのですが、どうしてもやめられず何年も過ぎてしまいました。もう自分ではどうしようもないので、プロの方にハンドケアをしてもらって綺麗な手になりたいと思っています。そこで質問があります。
皮をむいてしまう癖はどれくらいでしたか?
わたしは指だけでなく、手のひらもむいてしまうのでけっこう広範囲です。そのためネイルサロンでちゃんと綺麗にしてもらえるのか不安です。一応ハンドケアをしてくれるサロンに電話で聞いてみたのですが、やはり爪周りのケア中心のところが多いです。
なので、
①あなたが皮をむいてしまう癖の程度・範囲
②実際サロンでどんなケアをしてもらえたか
③何回通ったか、どれくらいで治ったか
について教えていただきたいです。よろしくお願いします。
よっしーさんへ
ブログへお越し下さりありがとうございます。
頂いたご質問には本日直接メールでお答え致しました。
私の体験談が参考になれば幸いです。