女性にとって顔のトラブルって最悪ですよね。
特に目の周囲に起こるトラブルは見た目印象がかなり悪くなるため憂鬱になります。
でも、ホットタオルを使うだけで、簡単に治せる場合も多いんですよ。
さらに、普段の洗顔や食事も大きな影響があります。
あなたも目の下が赤い腫れで悲惨なことにならないように、ぜひ、お役立て下さいね!
Contents
目の下が赤い腫れで悲惨なことになる原因
目の下に起こる赤い腫れには「赤クマ」と乾燥などにより「皮膚炎」を起こしている状態が考えられます。
目の周りの皮膚は顔の中で一番薄い箇所で、目の下は特に薄くデリケートな場所です。
なので、目の下はトラブルを抱えやすいのです。
原因その1 「赤クマ」とは?
目の下が赤く腫れる症状の一つに「赤クマ」があります。
「赤クマ」はパソコンなどのモニター画面を長時間見る人が抱えやすいトラブルです。
目の下が赤クマになってしまうと見た目のイメージが、暗く消極的にしか映らない為、損をします。まず、原因と解決策を知っておきましょうね。
赤クマの原因
赤クマは顔を走る静脈・動脈の両方が何らかの要因で血行不良となり、うっ血することで起こります。
テレビやパソコンなどのモニター機器を長時間見ることにより目と周辺組織が眼精疲労状態となることが主な原因となっています。
前兆として、目の下に何となく膨らみが生じたと思ったら、徐々に目の下が赤い腫れとなって「赤クマ」になるのです。
とはいっても、赤クマは他のクマに比べると比較的軽度となります。
赤クマを解消するには?
「赤クマ」はクマとしては軽度とされていますが、放置すると美容的に困った問題を残すため、早めに対処することが大切となります。
じつは「赤クマ」を放置すると目の下にたるみを引き起こすのです。
目の下がたるむと老けて見えますから、「赤クマ」は女性にとって美容の大敵といえます!
ぜひ、「赤クマ」の解消方法を知って、たるみ予防にもお役立て下さいね。
赤クマ解消方法
☆ホットタオルによる温湿布☆
- ホットタオルによる温湿布を行って目の周辺の血行を改善しましょう。
- 水にぬらしたタオルを硬く絞って電子レンジで1分程温めます。
- タオルの温度は40度程に調整します。
- 40度は触った時にじんわりと心地よい暖かさを感じる温度です。
- ヤケドには充分注意して下さい。
- 温湿布の後は忘れずに保湿をしましょう。
- 化粧水とクリームを塗る時は力を入れずに優しく行って下さいね。
本格的に温湿布する場合はこちらの記事が参考になります。
それでも改善しきれない場合は・・・
☆美容外科で治療する☆
- 「赤クマ」の場合は眼窩脂肪により目の下にふくらみができる場合があります。
- このふくらみは有難くない事に年齢を重ねれば重ねるほど飛び出してくるのです。
- ある程度のふくらみであれば、マッサージなどにより改善が期待できるそうですが状態によっては「脱脂術」といって手術で取り除く必要が出てくるようです。
こうなる前にホットタオルによる温湿布と目の周辺のマッサージで予防を心がけるのが一番といえますね!
原因その2「乾燥による皮膚炎」
目の周りの皮膚は顔の中で最もデリケートで乾燥しやすい箇所です。
そのため、外気や室内の冷暖房などの刺激を受けるとトラブルを起こしやすくなります。
特に冬場と花粉アレルギーのある春先は乾燥が酷くなる傾向があります。
主なトラブルは乾燥による皮膚炎で、目の下が赤い腫れでヒリヒリしたり、痒みを伴ったりして、酷いと皮膚がボロボロと剥け落ち、鱗状にカサカサしたりします。
日頃から皮膚炎を起こさないようにケアをする必要がありますね。
- 花粉アレルギーが原因と思われる場合は皮膚科を受診しましょう。
- アレルギー以外でも炎症が酷い場合は皮膚科を受診しましょう。
乾燥による目の周りのトラブルを予防・改善する方法
1)洗顔の順番に注意する
顔を洗う時はデリケートな目の周辺を一番最後に洗いましょう。
理想の順番がこちらです。
- 鼻
- 額
- 頬
- あご
- 口周り
- 目元
- 目の周り
また、入浴する時も洗顔は最後にしましょう。
- 髪
- 身体
- メイク落とし
- 洗顔
洗顔はゴシゴシ擦らずに優しく洗いましょう!
洗顔のあとタオルで顔を拭くときは絶対に擦らないようにし、タオルを優しく肌に当てて水分を軽く押えるように取りましょう。
洗顔のあとは充分に保湿する
- 化粧水だけでなく、保湿効果を高めるクリームの使用も必要です。
- 化粧水やクリームを塗る際も力を入れずに優しく行いましょう。
室内の湿度を適度に調整する
室内が冷暖房などで乾燥していると素肌のトラブルが起こりやすくなります。
加湿器を使用したり、室内に洗濯物を干すのも乾燥を防ぐのに役立ちます。
トラブルが出ている間はアイメイクを控える
目の周りにトラブルが出ている間はアイメイクは控えた方が良いのですが、どうしてもする場合はウォータープルーフなどの強力タイプは避けて、お湯や洗顔フォームでも落とせる肌の負担になりにくいタイプを使いましょう。
紫外線対策を怠らない
乾燥による皮膚炎で弱った肌には紫外線が負担となるため、紫外線防止剤で忘れずにUVケアをしましょう。
ただし、この時に重要なのが紫外線防止剤の選び方となります。
肌が荒れている時は紫外線防止効果が高くても専用のクレンジングでなければ落とせないような強力タイプは肌に負担をかけて炎症が酷くなる場合があります。
肌に負担をかけずにお湯や石けんなどでも落とせるやさしいタイプを選びましょう。
おすすめは紫外線をしっかりと防ぐのに肌への負担がすくないNOVシリーズです。
私も乾燥による肌トラブルになってから皮膚科医に紹介されて使用しておりますが、使い心地も肌の状態もかなり良いです。
タイプもいろいろあり、自分の肌の状態や用途に合わせて選べるので助かっています。
調剤薬局などで取り扱っているので相談するのもよいでしょう。
もちろん、日傘や帽子、サングラスでも予防した方がベストです。
食事と間食にも気を付ける
肌の乾燥を防いで正常に保つためには食事内容と間食にも気を付けましょう。
食事の際はタンパク質とビタミンA・ビタミンC・ビタミンEを多く含む食材を意識して取り入れることをおすすめします。
誰でも手軽に手に入る財布にも優しいおすすめ食材
卵
タンパク質とビタミンA、皮膚に必要なビオチンが取れるのでおすすめです。
ただし、生卵で食べると黄身に含まれるビオチンが白身に含まれるアビチンによって壊れるので必ず火を通して食べましょう。
納豆
タンパク質・ビタミンEが豊富です。納豆に含まれるポリアミンという成分が肌のターンオーバーを正常にする働きがあります。
パプリカ
特にオレンジパプリカはビタミンCとβカロチンが豊富に含まれており、オリーブ油やゴマ油で調理すると栄養を効率よく吸収できます。
モロヘイヤを使った青汁
モロヘイヤには食物繊維とβ-カロテン・ビタミンC・ビタミンEが豊富に含まれており、生や炒め物などでも食べたいですが、青汁が手軽で使いやすいのでおすすめです。
ヨーグルトに蜂蜜や牛乳と蜂蜜を合わせても美味しいですよ。
蜂蜜
蜂蜜にはビタミンCやたんぱく質、代謝を促すビタミンBが含まれています。
肌荒れの時は甘い物を控えた方が良いのですが、蜂蜜なら食べても大丈夫です。
ヨーグルトなどに混ぜて食べると腸内環境を整えてくれるので肌の健康には一石なん鳥にもなり、おすすめです!
肌のトラブル時には控えた方が良い食べ物
- カフェインを含むコーヒー類
- ファーストフードやスナック菓子などジャンクフード類
- 冷たい飲み物やアイスクリームなどの食べ物
- ドーナツやケーキなどの甘いお菓子類
これらの食品は肌にトラブルを抱えている間は悪影響を与えるため、なるべく控えた方が良いです。
本日のまとめ
目の下が赤い腫れで悲惨なことに!覚えておきたいポイントはコレ!
原因①「赤クマ」
- 赤クマはパソコンやゲームなど、モニタ画面を長時間見続ける事により眼精疲労によって引き起こされる。
- 赤クマは早めの対処をしないと目の下のたるみの原因となる。
- 眼精疲労を感じたら早めにケアをして改善を心がける。
原因②「乾燥による皮膚炎」
- 目の下はデリケートなため、乾燥による皮膚炎を起こしやすい。
- 特に冬場や春先の花粉の時期に起こりやすい。
- 目の下の乾燥を防ぐためには洗顔の順番が重要。
- 洗顔や入浴後は保湿を忘れない。
- 外出の際は紫外線対策をする。
- 食事内容と間食に気を付ける。
花粉アレルギーが原因と思われる場合は皮膚科を受診しましょう。
また、アレルギー以外でも炎症が酷い場合は皮膚科を受診しましょう。
日頃から目の周辺には細心のケアを心がけてトラブルを避けたいですね!