乳がん検診の頻度はどれくらいがベスト?絶対に見逃さないっ!

ここ最近、ニュースなどで有名人が乳がんに罹患したという話題が多いですね。

「乳がん」が身近な話題になった昨今、自覚症状のない方も自主的に乳がん検診を受ける方が増えています。

すると出て来るのが・・・

乳がん早期発見してもらうには

「どれくらいの頻度で乳がん検診を受けたら良いのか?」

という疑問になります。

だって、女性なら誰だって乳がんになりたくないですもの!

まして、検診のタイミングで発見が遅れるなんて絶対にイヤですよね?

私も32歳の時に乳腺嚢胞(にゅうせんのうほう)になり、そんな事を考えた一人でした。

そこで、本日は自分の経験を交えながら乳がん検診を受ける頻度についてお伝えしようと思います。ぜひ、参考の1つにして下さいね。

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ズバリ!乳癌検診を受ける頻度は?

乳がん検診を受ける頻度は・・・

ズバリ!医師の指示通りで良いと思います。

乳がん検診で検査結果に異常が見られた場合は、次の検診予定日を告げられる事が殆どです。

また、異常がなくても検診を受けるタイミングについては何らかのアドバイスが出ます。

たとえば・・・

1年に1回の受診、あるいは2年に1回の受診といった具合です。

なので、医師や医療機関の指示とアドバイス通りで充分だと思いますよ。

ただ、

  • 言われた通りに検診を受けていた人が早期発見出来ないのはなぜなの?
  • もっと検診頻度を高めていたら見つけることが出来たのでは?

という不安がある方のために私の場合を参考までに話しておきますね。

医師から聞いた私の検診頻度は?〜私の乳がん検診体験談

では、私の乳がん検診の体験談を交えながら医師から聞いた検診頻度についてお話しますね。

私は32歳のある朝、ブラジャーを着ける時に左胸にしこりがあることに気づきました。

当時、乳がんが話題になり始めた頃だったので、正直怖かったのを覚えております。

すぐにホームドクターである内科医に相談し、某総合病院の乳腺外科を紹介して頂きました。

そこで人生初の乳がん検診を受けたのです。

私が受けた検査はコチラです

  • マンモグラフィ
  • エコー
  • 医師による触診
  • 注射器で嚢胞を採取して細胞検査

結果は良性の「乳腺嚢胞(にゅうせんのうほう)」でした。

  • 良性なので心配はないと思いますが1年後に来て下さいとの事でした。
  • また、途中で何かあった場合は速やかに受診して下さいね。

との事でした。

でも私は不安だったので、乳がん検診は1年ごとで本当に大丈夫なのか?

と医師に訊ねました。

すると医師は

  • 私の場合は途中で異常が出ない限りは一年後で大丈夫なこと
  • マンモグラフィ―は放射線による検査なので短い期間で受けるものではないこと
  • 次の検査までに乳がんを発症したとしても、癌が1㎝になるまでに7~8年かかること

なので、毎年検査を受けていれば殆どの場合、初期の範囲内で治療が受けられるので心配しすぎないようにと言われました。

そして、セルフチェックの大切さを指導されました。

ということで・・・

次に医師から教えて貰ったセルフチェックの方法をご案内しますね。

検診頻度を上げないために!日頃のセルフチェックが大切!

セルフチェックがなぜ大切なのかというと・・・

日頃から自分の体を氣にかけておかないと、自分の体の異常に氣づくことが出来ません。

また、乳がん検診の頻度を上げないためにも、セルフチェックは重要な役割を果たすからです。

じつは、セルフチェックには2つの利点があります。

  1. 次の検査までの空白期間をカバーできる
  2. セルフチェックを行うことで乳がん検診の頻度を今よりも上げずに済む

だから、日頃より自分の体をよく観察し、知っておくべきなのです。

そこで、セルフチェックのポイント3つがコチラになります。

  1. 毎月生理の1週間後くらいに自己触診してしこりなどが出来ていないか?
  2. 鏡をみて胸のバランスや乳首の形・色などに異常がないかを観察
  3. 乳首から分泌物などが出ていないか確認

といった事を、日頃から意識しましょう。

さらに、お風呂に入った時に泡で両腕脇から胸周りを手の平で滑るように洗うのも異常を発見しやすいそうですよ。

あとは私のように着替えでブラジャーを着ける時に脇から胸を寄せますよね?

この時も指先に意識を集中するとしこりに気づけます。

これは医師も看護士さんも口を揃えておしゃっていました。

日頃の自己観察自己触診によるセルフチェックが早期発見に繋がる!と・・・

なので、私は

  1. 毎日お風呂の時に泡で胸を洗う時に脇から胸全体を触診
  2. 毎日ブラジャーの付け外しの時に触診
  3. 毎月生理の1週間後にベッドに横たわった状態で自己触診

この3つを欠かさず続けています。

ちなみに私はその後もセルフチェックで新たに右胸にしこりを発見し検診を受けました。

これも左と同じく「良性の乳腺嚢胞(にゅうせんのうほう)」でした。

コレも、毎日セルフチェックをしていたからこそ気づけたと思います。

ただ、乳がんは必ずしもしこりが出来るタイプばかりではないようです。

私の知人はしこりが無かったのに、年1回の検診で乳がん(非浸潤性乳管がん)が見つかり、手術(乳房温存)を受けています。幸いな事に経過は良好だそうです。

ですから、自己触診を心がけていても医療機関で定期的に診てもらった方が良いと思います。

ただ、乳がん検診って何処で受けるのが1番いいの?

という疑問をお持ちの方もいるでしょうから、私の経験をもとに検診施設選びの重要性についても語りたいと思います。

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乳がん検診「どこで受けるか」コレ重要です!

乳癌検診はそもそも何科を受診すべきでしょうか?

産婦人科だと思ったあなたは50点です。

じつは乳癌は「乳腺外科」を受診するのが一番です。

もしくは産婦人科医院なら乳腺外科がある病院となります。

ですから、乳がん検診を受ける場合に適した施設は

  • 乳腺外科専門医院
  • 総合病院の乳腺外科(県立病院・国立病院・大学病院など)
  • 産婦人科医院なら乳腺外科が診療科目にあるところ

といった医療施設がおすすめです。

理由ですが

  • 乳腺外科では乳腺に関するトラブルや症例を専門的に扱っています
  • 専門知識を携えた医師と看護師・検査技師に診断して貰えます
  • もちろん、診断と治療に必要な検査機器も揃っています

だからより高度な診断を受けることが可能なのです。

そして、次に良い検診施設の選び方チェックポイントもお伝えしておきますね。

良い検診施設の選び方チェックポイント

なぜこのお話をするかと言えば、私は初めて受けた乳がん検診で嫌な思いをしたからです。

じつは、乳がん検診って女性にとって進んで受けたい検査ではありません。

たとえば・・・

  • マンモグラフィは苦痛を伴う
  • 検査技師の性別や人柄によっては屈辱を感じる事もある
  • 待合室や更衣室など施設の状態によってはプライバシーが気になる

など、女性ならではの気持ちがあります。

ですから、検診を受ける施設は事前にリサーチすることをおススメします。

ということで・・・

これだけはリサーチしておきたいポイントを記載しておきますね。

リサーチポイントがこちら

  • 乳腺外科の専門医がいるか
  • その専門医の評判はどうか?
  • 検査技師も含むスタッフの性別と割合、評判
  • 施設の内部はプライバシーに配慮された作りか?
  • 検査機器は最新鋭であるか?
  • マンモグラフィの撮影方法と手順が患者に配慮されているか?
    (撮影機と操作室が遠い施設は避けた方が良いです)
  • 万が一の時に最新の治療が受けられるか?
  • 本人や家族などへのメンタルケア他がしっかりしているか?

口コミサイト病院のホームページなどでリサーチする事ができますよ。

罹りつけ医から紹介を受ける場合はそれとなく訊いてみるのも良いでしょう。

あと、私が経験した忘れられない乳がん検診のエピソードを紹介します。

私がマンモグラフィで味わったブチ切れエピソード

私は32歳の時に左胸に米粒大のしこりを発見し、乳がん検診を受けることになったのです。

そして、人生初のマンモグラフィで今思い出してもイヤな思いをしました。

まず、最初にマンモグラフィがどんな検査かサラッと説明しておきますね。

マンモグラフィは乳房を片方ずつ撮影板にギュゥ~っと挟んで撮影します。

乳房を押しつぶすようにキツク挟まれるため、人によっては激痛が伴います。

しかもですよ!乳房片方に付き・・・

  • 横に押しつぶした状態で1枚
  • 縦に押しつぶした状態で1枚

つまり合計4回も痛みに耐えながら撮影を受けるのです。

なので、ある程度胸にボリュームがある方は撮影板に乳房を挟みやすいのですが、胸が小さい方にはとても辛い検査となります。

だって、撮影板にのせられるだけのボリュームがありませんから(泣)

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実録!人生初のマンモグラフィは地獄だった

当時の私は胸にボリュームがなくAカップでした。

しこりを抱えての検査でとても緊張していたのを覚えています。

だって、人生初のマンモグラフィですもの!

紹介を受けた某総合病院のマンモグラフィは放射線科のレントゲン室にありました。

しかも、レントゲン技師は男性だったのです!

40代くらいの梅宮辰夫似のオッサンでした・・・

おまけにレントゲン室のプライバシーですが、部屋の隅にあるカーテンのみだったのです。

そこで上半身裸になって検査着に着替えるように言われました。

続いて検査着の胸を開いて乳房を撮影台の上にのせるようにと指示が・・・

精一杯試みたのですが、Aカップの私の乳房は上手く撮影台にのりませんでした。

それを見たレントゲン技師の男性がこう言ったのです。

「もっと、ちゃんとのせて下さい!」

はぁ?私は耳を疑いました。

そして、男性技師から言われたその言葉にカチンときました。

それと同時に恥ずかしさと悔しさで何とも言えない気持ちになったのです。

私は怒りに震えながらも言い返しました。

「ちゃんとのせられるだけの胸ならのせています!」

「見て分かりませんか?これ以上どうのせろというんですか?」

すると、その男性技師は

「しっかり挟んで撮影しないと病変が写らないから困るんですよ」

「ちょっとごめんさないよ」

と言うや否や、私の胸を両手でつかんで餅の様に引き伸ばしながら無理やり撮影板で挟んだのです。

もう、痛いなんてもんじゃありません!

皮膚が剥がれたんじゃないかと思う程の激痛に思わず叫び声が出ました(怒)

しかも、マンモグラフィの撮影スイッチを押す操作室が恐ろしく離れていたのです!

検査技師が装置と操作室を往復する間も苦痛が続き地獄でした。

おかげで撮影後も激痛が続き、その後の医師の診察時に触診で

「痛いところはないですか?」

と訊ねられても、しこり自体に痛みがあるかなんて、答えようがない状態となっていました。

なので、私は医師に撮影時の状況を話しながら

  • 撮影技師は女性を配置して欲しい事
  • 検査装置は素早く撮影スイッチを押せる体制を取るべきである事。
  • 撮影板は胸にボリュームがない人でも撮影しやすい工夫が欲しい事
  • 着替えなどプライバシーに配慮が欲しい事など、思いつくままを訴えました。

一通り話を聞き終わった医師は

「嫌な思いに痛い思いまでさせてゴメンナサイね」

と言ってくれましたが・・・

私は来年もこの病院でマンモグラフィを受けるのは嫌だなと思った次第です。

※もちろん医師は良い方ですよ。

地元で数少ない乳腺外科の専門医評判の高い先生ですから。

ただ、あの検査技師の対応は今でも納得できていませんが(~_~;)

ですから、検診を受けられる場合は医師や看護師、検査技師の評判に加えて施設の状況などもリサーチする事をお奨め致します。

ちなみに今はその乳腺外科医が独立して開院した乳腺外科専門病院で快適な検査を受けています。医師以外は女性スタッフです(*^^)

本日のまとめ

それでは本日の話題をまとめます!

乳がん検診はマンモグラフィーなど、放射線を使った検査が含まれます。

なので、検査の頻度や間隔は医療機関に訊くのが一番です。

私の経験からいえる事は・・・

  • 乳がん検診の頻度は医師の支持とアドバイスに従いましょう
  • 見逃しのリスクは確率から言えばあまり気にし過ぎないこと

そして、医師や看護師から受けたアドバイスですが・・・

乳がん検診の頻度を気にするよりも、大切な事があります(↓)

乳がんの早期発見で一番大切なのは日頃のセルフチェックです

●毎日の入浴時に泡洗浄で両脇下から胸周りをチェック
●毎日鏡を見て胸のバランスや異常をチェック
●毎月生理1週間後に横たわって自己触診でチェック

セルフチェックには2つの利点があります。

1.次の検査までの空白期間をカバーできる
2.セルフチェックを行うことで乳がん検診の頻度を今よりも上げずに済む

乳がん検診の頻度を補うためにもセルフチェックを習慣化しましょう!

乳がん検診は受診する施設選びも重要です

  • 乳腺外科専門医がいること
  • 診療科目に乳腺外科があること

などなど・・・

日頃から自分の体を氣にかけて早期発見に努めましょう!

あなたの不安が少しでも解消されたなら幸いです。

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