足の爪が原因で起こる痛いトラブルの数々・・・
本当に辛いですよね。
じつは爪には適切な長さと正しい整え方(形)があるのです。
爪の痛いトラブルの殆どは、これを間違えているために起こります。
以前の私も間違えていたようで・・・
爪を切る度に痛い思いをしていました(汗)
そこで、本日は足の爪で痛い思いをしないように、このような内容でお伝えします。
- 足の爪の適切な長さってどれくらい?
- トラブルを招かない爪の切り方について
- 正しい爪切りの方法は?
などなど・・・
これを知れば、もう痛い思いをする事も無く、見た目も綺麗なつま先を維持できますよ。
ぜひ、お役立てくださいね。
Contents
足の爪の適切な長さと正しい整え方(形)
足の爪にまつわる痛いトラブルって意外に多いですよね。
たとえば・・・
- 爪を切った翌日に歩くと爪先が痛くなる
- 爪が伸びて来ると皮膚へ食い込み気味になって痛む
- 爪が隣の指の皮膚に当って傷つき痛い
- 爪の形が変形して来て歩くと爪先が痛む
このような経験がありませんか?
私もこのようなトラブルで痛い思いしていた時期があります。
原因は爪の切り過ぎと整え方(形)でした
それまで正しいと思ってやっていた事が実は間違っていたなんて!
ということで・・・じつは多くの人が間違っている!?
爪の適切な長さから説明して行きますね。
足の爪の適切な長さ
足の爪の適切な長さってご存知ですか?
それは指先に対する爪の長さになります。
最も適切な足の爪の長さを現したイラストがこちらです。
ご覧の通り、指の先端と爪先が丁度同じくらいになるのが適切な長さになります。
これより短くても長くてもダメなのです。
ですが、足の爪では伸びてきた爪先の白い部分を切る方が多いようですね。
私も爪先の白い部分が氣になり、伸びる度に全て切っていました。
ところが、コレって切り過ぎだったのです。
なので、足の爪は爪先の白い部分ではなく指先に対する爪の長さを氣にしましょう。
そして、長さの次に大事なのが爪の整え方(形)となります。
爪の整え方(形)が痛いトラブルを招く!
適切な長さの次に重要なのが爪の整え方(形)です。
足の爪は整え方が悪いと爪の変形や巻き爪などのトラブルを引き起こします。
ですから、爪を切る時に正しい形に整える事が大切なのです。
そこで、最もトラブルを招きづらい形がスクエアオフになります。
イラストがこちら
足の爪はこの形に整えておくと、トラブルを起しにくいのです。
では、どうして足の爪は適切な長さと形が大切なのでしょうか?
ここで、しっかりと足の爪の構造と役割を理解しておきましょう。
知っておこう!足の爪の役割
足の爪は「立つ・歩く・走る」といった動作の際に地面からの圧力を受け止めています。
つまり、爪が地面の圧力を受け止めるから踏ん張る事が出来るのです。
手もそうですが、指先に爪がないとフニャフニャして力が込められません。
ですから、指先を覆う爪の面積(長さと形)はとても重要なのです。
たとえば爪を短く切り過ぎるとこんな事が起こります。
- 圧力を受け止める面積が小さくなり爪先に力が入りづらくなる
- 爪だけで受け切れない圧力が爪を囲む指の皮膚にかかり炎症を招く
- さらに爪が周りの皮膚へ食い込み気味の状態へと続く
- 爪が皮膚に食い込み気味となることで爪の周囲の肉が盛り上がって来る
これらの結果、爪の変形や巻き爪といったトラブルを引き起こすのです。
逆に爪が長すぎると、靴の中で伸びた爪が隣の指の皮膚を傷つけることもあります。
そして、痛みを伴うトラブルを抱えると更に良くない事が起こるのです。
- 人間は痛みを抱えると、無意識に痛みを抱えた箇所をかばいます。
- 痛みをかばいながら動けば体の他の部分に負荷が及びます。
- すると、膝・腰・首などにも痛みを抱える事になってしまうのです。
たかが爪くらいと甘くみては痛みの悪循環に陥る事に!!
ですから、侮ってはいけませんよね(汗)
ということで、爪を正しく整える為の切り方をご案内しますね。
正しい爪の切り方
足の爪は手の爪と比べると切りづらいですよね。
特にその時の爪の状況によっては尚更切れにくかったりします。
おまけに足の爪を切る時の体制が・・・これまたキツいのです(^_^;)
やはり、爪が切りずらいと正しく切る事が出来ませんからね。
そこで、足の爪を切りやすくするためのポイント3つをご案内致します。
- 適度な保湿で爪を柔らかくすること
- 爪切り道具は足の爪に合ったものを使うこと
- 爪切りは楽な姿勢で行う
補足:爪切りは足を綺麗に洗い清潔にしてから行いましょう。
では、順番に説明して行きますね。
①適度な保湿で爪を柔らかくすること
足の爪は手に比べると切れにくいものです。
理由は・・・
手と比べて、お手入れ頻度が少なく足の爪は乾燥状態となりがちです。
乾燥状態では爪が硬くなっています。
爪が硬い状態では切りにくいだけでなく、切った時に爪が割れる可能性があるのです。
そこで、爪切り前に適度な保湿で爪を柔らかくすることがポイントとなります。
という分けで、爪切りに最も良いタイミングは・・・
1.お風呂上り直後
- 風呂上り直後は爪がお湯で保湿されて切りやすい状態になっています
2.フットバス直後
- 足を綺麗に洗いながら爪先を温めます
- お湯の温度は(38度~40度くらい)時間は15分以上が目安です
いずれも、爪が乾き切る前に切り終えましょう。
②爪切り道具は足の爪に合ったものを使うこと
じつは、爪切りには足の爪専用があるのです。
そして、足の爪専用の爪切りを使った方が綺麗に整える事が出来ます。
なぜかというと・・・
足爪専用の爪切りは刃の形状に手の爪用とは違う工夫が施されているからです。
それが下記の3つとなります。
足爪専用爪切り3タイプ
1.クリッパー型(斜め刃タイプ)
- 刃先が確認しやすく爪を真っ直ぐカットしやすい
- 一番扱いやすいタイプです
2.クリッパー型(カーブ刃タイプ)
- 刃の先端が細く鋭利で狭い隙間にも入りやすく爪を真っ直ぐカットしやすい
- 巻き爪や変形爪でも楽に切れます
3.ニッパー型(直刃タイプ)
- 刃の先端が薄く細く切れ味が良い
- 厚みのある爪や巻き爪・変形爪でも綺麗にカットできます
- 使い慣れていないと危ないかも・・・
自分の爪の状況に合わせて、自分が一番使いやすい物を選びましょう。
③爪切りは楽な姿勢で行う
爪切り時の姿勢は爪を切りにくくしている要員の1つとなっています。
たとえば、前かがみでの爪切り・・・
爪が切りにくいだけでなく、腰や肩などに無理な負荷が掛かります。
爪切りは爪切り道具を扱いやすい姿勢で行うべきです。
その方が爪を切りやすくなります。
そこで、爪切りがしやすい姿勢をご案内しますね。
まず、下記の2つをご用意ください。
- 椅子(椅子は座った時に足が床面に着く高さのもの)
- 足をのせるための台(ひざ下10㎝から膝くらいの高さで自分が楽なもの)
使い方がこちら
- 椅子に座ったまま爪を切る方の足を台にのせます
- 反対側の足は床面に着いたままにします
こうすると切る方の足は自然と立膝になります。
そのまま軽く前かがみで爪切りを行ってみてください。
床にお尻を下して膝を立てるよりも、体への負担が少なく楽に爪を切る事ができますよ。
ぜひお試しくださいね。
ちょこっとアドバイス
足を置く台が無い場合は、空箱を組み立てて積み重ねてみましょう。
自分に合った高さの台が作れて便利ですよ。
足の爪切りにおすすめの道具
私がおすすめする足専用の爪切りがこちら!
①グリーンベル(斜め刃タイプ)足爪専用爪切り
- 刃先が見えやすく刃元を確認しやすい
- 刃が斜めになっているため、爪を真っ直ぐに切りやすい
- 巻き爪・変形爪・硬い爪もカットしやすい刃先になっています
②グリーンベル(カーブ刃タイプ)足爪専用爪切り
- 刃先が見えやすく刃元を確認しやすい
- 刃が爪の隙間に入りやすいように刃先を斜めにカーブさせています
- さらに先端が鋭利なため巻き爪や変形爪でも楽にカットできます
③ダイヤモンド巻き爪ヤスリ
1本で普通爪から巻き爪&変形爪と使えて重宝します。
スプーン型の方はヤスリ意外に爪の間に溜まった爪垢を除去するのにも便利です。
- 巻き爪用となっていますが、普通に爪ヤスリとして使えます
- スプーン型ヘッドと薄い刃の形をしたダイヤモンドヘッドの両ヤスリになっています
- 薄型でカーブの効いたヘッドが爪の側面を整えるのに適しています
ヤスリも足専用を使った方が楽に早く削れますよ。
ちなみに・・・
ニッパータイプの爪切りは使い慣れないと危ないので私は使っていません。
本日のまとめ
それでは本日の話題をまとめますね。
足の爪は適切な長さで正しい形に整えないと痛いトラブルに見舞われます。
ですから、爪を正しく切る事が大切なのです。
また、正しく爪を整えれば爪先が綺麗になります。
人前で素足を晒す季節も自信が持てますね(^_-)-☆
そこで、正しい爪切りのポイントがコチラです。
足の爪の適切な長さは?
- 指の先端と爪先が調度同じくらいになる長さ
トラブルを招かない爪の整え方(形)は?
- スクエアオフにカットする
正しい爪切りの仕方
- 爪を適度な保湿で柔らかくする(風呂上りかフットバス直後の爪が柔らかい間に行う)
- 爪切りは足専用の物を使う(足専用の爪切りは主に3タイプ・自分に合ったものを使う)
- 爪切りは楽な姿勢で行う(椅子と台を使うだけで楽に爪切りができます)
詳しくは第二章でご案内しております。
という事で、正しい足の爪の長さと切り方についてご案内しました。
足の爪に関わるトラブル解消と予防のために、参考になれば嬉しいです。